ワンセグ“発信”
携帯電話などでテレビや文字情報が見られる携帯端末向け地上デジタル放送「ワンセグ」が一日、スタートした。通勤電車や街角でテレビを楽しみ、インターネット接続に切り替えれば、手のひらで手軽に「放送と通信の融合」が体験できるのが特徴だ。
いよいよスタートしたワンセグ。
当初は家庭用テレビ放送と同じ放送がされる(サイマル放送)。
携帯で通勤途中や昼休みにテレビが気軽に観れる。
生中継が出先にいても観れる。
すごいインパクトだと思う。
iモードに並ぶ。
しかし、ワンセグとiモードは大きく異なる。
iモードは公式コンテンツという存在がもちろんあったが、勝手サイトとして誰もがコンテンツの発信者になれた。
対して、ワンセグは誰でもが参入できる事業ではない。
放送免許による放送の補助的サービスだ。
つまり、サイマル放送期間中は、コンテンツは既存のものになるのが見え見えなのだ。
しかも、テレビを携帯で見るだけなら、ワンセグでなくても、EZ で実現している。
(ワンセグは、EZのTV機能と比較して、各段に映像が綺麗です)
そうなると、放送と通信の連携サービスで、よほど便利で楽しいサービスが出てこないと、ワンセグの未来は大変厳しい、という見方もできるかもしれない。
とは言っても、ディープインパクトは間違いない。
なぜって、デジタル放送を目前にした放送事業者たちは、通信事業者による放送事業のようなサービスの台頭や、視聴率低迷などの頭打ち未来の打破をワンセグに託している現実もあるからだ。
プロモーションにも力を入れるでしょう。
頑張れ放送局。
そして、
ひとつの時代が終わった。
ニフティのパソコン通信サービスがすべて終了、19年の歴史に幕
ニフティは31日、1987年4月から運営してきた「ワープロ・パソコン通信」サービスを終了する。
ニフティでは、2005年2月にサービスの段階的な終了を発表し、同年3月に「パソコン通信フォーラム」「CBシミュレーター」などのコミュニケーション系サービスを終了。2006年3月31日をもって「FAX配信」「音声メール」「NIFTY MANAGER」「インターウェイ」の各サービスが終了し、ワープロ・パソコン通信サービスのすべてが終了する。